自覚症状のない高血圧状態
突然引き起きる命の危険
高血圧の状態は、血液壁に圧をかけ、
動脈硬化を引き起こすなど危険な状態なのですが、
高血圧症には自覚症状らしいものはほとんどありません。
サイレントキラー(沈黙の殺し屋)
と呼ばれるのはそのためです。
多くの医師が、高血圧の状態が脳、心臓、腎臓という人間の体の中でも、中心的な働きを果たしている臓器に重大な合併症を引き起こすと忠告しています。
決して大げさではなく、この3つの臓器に関係する合併症は、命に関わる最も深刻な状態を引き起こすのです。
download Virgin Territory movie 動脈硬化が招く合併症
Oprah Winfrey Presents: Mitch Albom’s For One More Day release The Longest Day trailer
高血圧は、動脈硬化を招いて、脳動脈や心臓の筋肉を損傷します。
高血圧による合併症は、動脈硬化が共通の直接原因なのです。合併症と言われる重大な病気には以下のような病気があります。
1)脳に関する深刻な疾患
脳にとって、最も深刻な疾患といえる脳卒中には、頭蓋内出血と、
脳梗塞(のうこうそく)のふたつがあります。
いずれも脳の動脈硬化が主な原因ですが、脳出血は、高血圧が脳の動脈壁に強い圧をかけることで脳動脈がついに耐えられなくなって、破裂して出血することで起こり、脳内出血とクモ膜下出血があります。
脳梗塞(のうこうそく)は脳の動脈が詰まってしまうことで発症しますが、これも原因のほとんどは動脈硬化で、ここでも高血圧が大きな原因のひとつになっています。
2)心臓に関する深刻な疾患
心臓病の中でも、特に怖いのが狭心症と心筋梗塞です。
どちらも命に関わる疾患で、動脈硬化が原因で発症します。
血管がせまくなって、心筋に一時的な酸欠状態を起こすのが狭心症、血液が詰まって心筋が酸欠で壊死するのが心筋梗塞です。
これらの最大の要因は、コレステロールによる動脈硬化ですが、
高血圧も大きな危険因子になっていることは、医学的にも証明されています。
3)腎臓に関する深刻な疾患
腎臓に関しては、腎硬化症(じんこうかしょう) に気をつけなければなりません。
これは高血圧が原因で、腎臓内の細動脈が動脈硬化を起こしてしまう病気です。
腎臓の血管が硬く、もろくなるのと同時に、腎臓の表面に小さなぶつぶつが出来て、
腎臓そのものが硬く小さくなる病気です。
この状態が長期にわたると、腎臓の動脈硬化が進み、最終的には腎不全を起こし、腎臓の働きが失われてしまうのです。
